あらかじめ断っておきたい。
俺はおっぱいが小さかろうと、大きかろうと等しく愛せる。これはマジ。いやほんとウソじゃないから(必死)
おっぱいで大事なのは大きさじゃなくて形
— ぽぽすこ@はてなブログ (@graccage) November 7, 2016
このツイート探すのに30分くらいかかった。
前置きはこれくらいにして早速本題に入ろうと思う。
初めて彼女を脱がしたときの話になる。涼しい顔しながら内心『うわあい、おっぱい』って舞い上がって思わずサイズを聞いてしまった。「……D?」って聞いてしまった。ムードもクソもねぇ。
そして彼女に「Fだよタコ」ってひっぱたかれた。
その後態勢を立て直して、エロゲで得た知識を総動員させてその先へと進むのだが、それはまた別のお話。結論だけ言うとエロゲの知識は1ミリも役に立たなかった。
男女間での胸のサイズの認識のズレはどうして生まれるのか。
もしかしたら男女で巨乳、貧乳のラインが違うのかもしれない。
では、どこからが貧乳か。文献(Twitter)を調べてみると、これは男女ともに「B」という回答が多かった。どこからが巨乳か、これも男女ともに「D」という回答が多かった。
巨乳貧乳のラインは一致してる。なんだ、平和じゃないか。仲良く手を取り合っていけるじゃないか。
しかしやっぱりそうはいかなかった。
俺たちは日常から既に蝕まれていたんだ。
俺たちの日常には巨乳が溢れている。
AV、グラビアアイドル、スマホゲー。
往々にして、こういう媒体は巨乳が多い。巨乳が日常に入り込みすぎてしまった。男の中で知らず知らずの内におっぱいのサイズはインフレしちゃっているのだ。
そして俺たちはおっぱいを目にすると知能指数が下がってしまう。
今、「目にしてるものはフィクションだ」と頭では分かってるつもりでも、いざおっぱいを目の前にするとフィクションだどうだとか、トップとアンダーの差がとか、そういう難しい話は「うわあい、おっぱい」という感情に押しつぶされちゃうのだ。
そしてその大きなおっぱいを見慣れてしまった。それが普通になってしまった。
そこにアニメキャラのガバガバストサイズが追い打ちをかけてくる。
ギャルゲーとかマジでガバガバだ。明らかGカップはありそうなキャラが公式ホームページでDカップ表記されてたりする。
まあまあ二次元なんだからと言われればそれまでだが、いくらなんでも盛りすぎって感じじゃないか?目視でももうちょいまともに測れるぞ?お前もしかして原宿のパンケーキ?
分かりやすい例を一つ上げるね。
真っ先に思い浮かんだグラビアアイドルが佐野ひなこだったので、佐野ひなこを引っ張ってきた。BANされるのが怖くてちょっと画像選びにビビった。
やっべ、今度は攻めすぎた。閃乱カグラの日影というキャラだ。乳首見えそうですけどとか、ブラをしろとか、ダメージシャツにも限度があるんですけどとか、ツッコミを入れたい気持ちは分かる。
でも彼女はこの格好がデフォルトなんだ。これが爆乳ハイパーバトルの正装なのだ(適当)。痴女かよ。
それはさて置き、佐野ひなこと日影。どちらがおっぱいが大きいと思うだろうか。
実は二人ともほぼ同じサイズなんだ。
いや日影お前ウソだろ……。全然大きさ違うじゃん……。
そりゃ日影がFカップって言われたら佐野ひなこはEカップかなって思っちゃうわ。
ただでさえおっぱいに対して単純な思考しか持ちえない俺たちは、このガバガバストサイズで心の中にあるおっぱいを測る物差しが完全にイカれてしまうのだ。
そんな俺たちをどうか許してほしい。
そもそもおっぱいの大きさで一喜一憂するのが間違っているんだ。
おっぱいのサイズなんてなんでもいいじゃないか。脱がしたときに小さかったからって俺たちがそこで萎えた顔してどうする。
一番悩んでるのは目の前の女の子なんだ。一番気にしてる部分なんだ。細心の注意を払って触れるべきところなんだ。
おっぱいに俺たちの夢と理想を背負わせるんじゃない。
大きかろうが小さかろうが「綺麗だね」、「可愛いね」。そう言って少しでも自信を持たせるべきではないだろうか。
(決まったぁ……!)