↓前日譚的なヤツはこちら↓
集合は大宮駅だった。
俺は珍しく集合時間の10時に間に合った。
これは本当に珍しい。大体10分遅れて来るのがデフォ(ゴミ)の俺が集合時間前に来るというのは本当にレアだ。
俺は友だちに「着いたよ」とLINEを入れた。
数分後に返信が来た。
友だち「本当にごめん。今起きた」(現在時刻10時)
彼は前日夜遅くまで残業してたみたいだし、いつも待たせてるからたまには俺が待つのもいいかって思って
「忘れ物しないようにね」
と可愛い絵文字付きで送った。
この記事を見てる皆さんに寛大さをアピールすることで俺の好感度を爆上げする作戦である。
というワケで旅行1日目は大宮駅のスタバから始まった。
新作のスイートポテトなんとかだ。
甘くておいしい。おいしいんだけど
芋けんぴだこれ。
そんなことを考えながら、いかにも遅れてくる彼女を待つ彼氏みたいな雰囲気を出しつつカウンター席に座った。
待つこと1時間。友だちと合流した。
こうして男2人の群馬旅行がスタートした。
高崎初上陸
電車内でお昼何を食べようかという話になった。
高崎パスタとかいうパスタにカツを乗せて味噌か何かをかけた料理が有名らしかった。
スタバを飲んだ直後の俺はこの画像を見て「絶対胸焼けする」って確信しか持てなかった。
ひもかわうどん、というのも有名とのことでそっちを食べにいくことにした。
そうこうしてる間に高崎に着いた。
初めての高崎だ。なんだか駅前は地元の新潟駅に似ている気がした。
ここがひもかわうどんで有名なお店、めんいち。
駅から徒歩20分だ。俺たちはバカだから歩いたけど皆はバスで行こうな。
これがひもかわうどん。
俺はアホなのできしめんとの違いが1ミリも分からなかった。でもおいしかった。
余談だけど、他に入ってきたお客さんはカップル一組と大学生5人組。
俺たちみたいな男二人組は全くいなかった。
腹ごしらえを終えた俺たちが次に目指したのは積善館という宿だ。
この旅館の温泉に行こうという話になっていた。
いざ積善館へ
積善館の近くのバス停で降りた。
道中で名物の焼きまんじゅうを売ってるお店を見つけたので入ることに。
いかにも昔からありますみたいなお店だった。強いて特徴を挙げるなら入店時のチャイムが爆音なことくらいだ。
今の何かの警報じゃねーの??って勘違いするくらいの音の大きさだった。
これが噂の焼きまんじゅうだ。分かりやすく言えば甘めの味噌を塗ったちぎりパンだ。
俺の得意技ダブルピース。Twitterでは普通に顔晒してるのにブログでは隠すってちょっとワケ分かんねーよな。
※このあと焼きまんじゅうが風に飛ばされて地面に落ちたけど3秒ルールを適用して普通に食べた。
まんじゅう感が思ってたよりも無くて、食べ終わった後
「ちぎりパン美味しかったね」
って言ってしまった。ごめん。
次に見つけたのが、飲める温泉ってやつだ。
2人して飲んで「ミネラルを感じる」って同じ感想を抱いたけど、成分一覧を見るとそこにミネラルの文字はなかった。
そして遂に積善館へとたどり着く。
この積善館、千と千尋の神隠しの宿のモチーフになったのでは、と言われている宿だ。
言われてみればそんな気がしなくもない。
道中結構あっさり書いてるけど、高崎からここまで電車で2時間、バスで20分ほどかかってる。
苦労してたどり着いた温泉はさぞ気持ちいいだろう。俺たちはワクワクで奥へと進んだ。
こんな看板が立っていた。
申し訳ないけど、死ぬほど笑った。
日帰り入浴をやってる別の旅館を探すと、近くに何件かあったので急きょ予定変更して別の旅館へ向かった。
向かった先はなんと貸し切り状態だった。
サービスショット(ただの男の全裸)があるけど、載せたらこのブログがBANされると思うので載せない。
男の裸でブログがパーになるなんて死んでもごめんだ。
どうせなら女性の裸を載せてBANされたい。
奥の方に扉があったので「女風呂では!??」って思ってダッシュで開けに行ったら普通に外で危うく通報されるところだった。
鍵閉めとけよな。(元々閉まってた)
1時間くらい温泉でダラダラしてから、ホテル近くの駅で降りて晩飯を食べることに。
スタミナ唐揚げラーメン。
大きさ伝わるかな。バカじゃねーの?って思うくらい大きかった。直径30センチ以上あった。
コップもデカいからイマイチ大きさが分かんないな。
よくあるラーメン屋のお冷のコップのサイズじゃなくて、焼酎の水割り頼んだら出てくるサイズのコップだった。
ラーメンの味はと言うとスタミナよろしく、にんにくがメチャクチャ利いてた。なんなら素揚げにんにくが入ってた。
あと豚バラも入ってたんだけど、片栗粉でコーティングされてたせいで余計腹に貯まる仕様だった。
こういうラーメンは半年に1回くらいの頻度でいい。
ホテル
外の看板がラブホみたいだったし料金もかなり安かったので、男2人でラブホラブホ騒いでた。
じゃらんがラブホ載せるワケねーだろ。
これが部屋だ。ベッドは驚きのセミダブル。
友だち「エッチ専用部屋じゃん」
そんなこと言うもんだから俺も冷蔵庫の上に置いてあったティーパックをコンドームと勘違いしてしまった。
この瞬間ばかりは多分お互い「どうして隣にいるのが男なんだろう」って思ってた。
男じゃなかったらベッドインしたときに
「そんな端にいると落ちるよ。もうちょいこっち来なよ」
なんて言って
「今度は近いな」
とか言ったりしておいおいおいもうこれおっ始まるじゃん。
なんて考えたけど、目を開けてみると眼前にはよく見知った男の顔があった。
俺は思考をやめた。
その後はお互いベッドの上でほろ酔い一缶飲んでいい感じに酔っ払った。コスパ良すぎか。
1時間ほどクソみたいな会話を繰り広げて2時くらいに寝た。
2日目に続く!