ぽぽすこ行進曲

精神年齢は高校生くらいで止まってます

彼女との馴れ初めを書いていく その1

質問箱に彼女の質問が結構来るのでここらで彼女との馴れ初めを書いていこうと思う。

出会い

初めて会ったのは大学のサークルだ。

当時は「可愛い子」くらいの認識だった。ここではYちゃんとする。

Yちゃんも俺のことを当時は

「名前ヤバくね?あとたまに面白い」

くらいにしか思ってなかったと言っていた。

大学内でも『ぽぽすこ』って呼ばれてたからまあよくある反応だった。

みんなも覚えておくといい。LINEの名前を本名にしとかないとこういうことが起こるからな。本名で呼んでくる人の方が珍しかった。

ていうか「たまに」は余計なんだわ。

こんな感じだったもんだから、お互い話す人がいないときに一緒に話す、くらいの距離感だった。

だから在学中はこれといったエピソードも無いまま卒業を迎える。

転機

社会人になって働き始めて、4月の終わりくらいだろうか。

Yちゃんから1通のLINEが来た。

「踊らない?」

俺たちはダンスサークルに所属してたんだけど、何やら久しぶりに身体を動かしたくなったらしい。

俺も「そういえば働き始めてから全然体動かす機会ないよな」って思ってたから二つ返事で了承した。

分かってると思うがこの「踊らない?」は別に何かの隠語とかではない。

夜のダンスとか言うのやめろマジで???今真面目な話してるんだからな!??ナメんな!?

こうして月イチくらいで仕事終わりに2,3時間踊るようになった。

当時はお互い付き合ってる人もいたし、特に意識もしてなかった。

だから皆が期待しているようなスケベなエピソードとかは全くない。(突然の健全アピール)

着替えの衣擦れの音にちょっと緊張した、っていうお前もしかして思春期真っ盛りの高校生??って感じのエピソードならあるけど

ただただ俺が緊張してただけで特に面白みは無いので割愛する。

別れ

時が流れて9月。

4年付き合ってた彼女と別れた。

大学生活4年間をドブに捨てた気分になった。

男ども気をつけろよマジで。寂しがらせたら終わりだからな。

別れを告げ、俺は静かに涙を流しながら元カノとの写真を消した。

ちなみにだけど、自分自身の映りが良い写真は残してる。(クソ)


そして今度は10月の頭。

「彼氏と別れるかも」

とYちゃんからLINEが来た。

唐突に「ぽぽすこの恋愛相談室」開催のゴングが鳴り響いたわけだが、恋愛経験はあっちのほうが圧倒的に上だし、なんなら

マジ?
うわあ
ヤバいじゃん

くらいしか言ってなかった気がする。
※恋愛相談室が聞いて呆れる

そして次の日。

「別れた。誕生日前なんだけど」

とLINEが来た。どんな慰めの言葉を送ってろうか悩んでいると

「だから祝って!期待してるね」

と続けて送られて来た。

このとき気づいたんだけど、俺、可愛い女の子に期待されちゃうと見栄を張るタイプだったみたいで。

「任せて??」

などと言って、自らハードルを上げてしまうのだった。(エスコート経験0)(サプライズ経験0)

誕生日当日

当日は「お店予約してるんだ」って言うと驚かれて

「プレゼント買っておいたんだ」って言ったら驚かれて

「ケーキも用意してるんだわ」って言うと

なんと驚かれた。

お父さん、俺、全く期待されてなかったよ。

ケーキ持ってきてくれた店員さんに「写真撮りましょうか」って言われたとき、喜んでるYちゃんを見てテンション上がった俺は

「っしゃあ撮るか」

って気合を入れたんだけど

「それはちょっと謎」

と、やんわり断られた。

お店を出たのが23時半過ぎ。

「この後どうする?私3連休だしオールでも全然余裕。むしろカラオケとか行きたい」

とキラキラした目で言ってきた。このときカレンダー通りの休みの会社に激しく嫉妬したのを覚えてる。

俺は翌日仕事だったので

「落ち着いて??オールはちょっと待って??」

とYちゃんをなだめて、間を取って俺の家の最寄り駅のカラオケに行くことになった。

それにしてもこの俺、家に招く気満々マンである。

いや違うから、話を聞いてくれよ。だってさあ、そっちの方が遅くまで付き合えるし、マンガ喫茶に泊まるより安全だなって思ったからであってさあ…

下心とかねーから!!!!!!!!!
※ちょっとあった



どうなる、俺の下心。(続く)