夏休みって宿題あったじゃん。
毎日コツコツやって終わらせるタイプ。
初めにガッツリやって、さっさと終わらせるタイプ。
夏休み終了ギリギリにまとめて片づけるタイプ。
色んなタイプがいるよね。
俺はもちろんギリギリに片付けるタイプ。
いや、俺もね?出来れば、出来ればよ?初めの1週間とかで終わらせて残りの休みを何の心配もなく悠悠自適に過ごしたかったワケよ。
でもできなかったんだなこれが。
毎回毎回夏休み終了3日前とかに焦ってやり始めてた。
なんなら夏休み明けの登校日初日、普段より早く学校に行って宿題やるまであった。
それだけ時間かけても結局終わんなくて、最終的には小学生の必殺技
「終わってるんですけど忘れちゃいました。終わってるんですけど、本当に終わってるんですけど」
を発動したけど
「結局出せてないならやってないのと変わんなくない?」
って先生に言われて半泣きになった。
小学生相手にド正論やめてくれ?
そういえば、休みに入る前に夏休みの過ごし方とか目標とか、1日のスケジュールみたいなやつを書かされた覚えがある。
1,2年生のときはさ、気合入れて
宿題は最初の1週間で終わらせます!!!!
って書いてたんだけどさ、まあ終わるワケないじゃん。
いきなり1ヵ月近くのお休みがやってくるんだから、宿題なんて優先順位ゴミになるに決まってるんだよな。
でもこの時の俺はまだ真面目で、なんとかギリギリ夏休みが終わる前に宿題を終わらせてた。(真面目のハードルが低い)
3年生になると、1週間で終わらせます!って書いても遂に先生に信じてもらえなくなってた。
先生の間で生徒である俺の情報を共有されてた可能性がある。
「アイツは夏休みの目標に毎回『1週間で終わらせる』って書くけど実際はギリギリで終わらせてるから気をつけろ」
みたいな。
解答の殴り書き具合とかから、前日まで焦ってやってたのがもしかしたら伝わってたのかもしれない。
だからさ、3年生からはちょっと余裕持って
宿題は最初の2週間で終わらせます!!って書くようになった。
無理なスケジュールを組むことはしなくなった。大人になるってこういうことなんだよな。
先生も多分「おっ、こいつちゃんと反省して現実味ある目標設定にしたな」って思ったことでしょうよ。もう先生の俺に対する評価激アツの爆上がりよ。
結局宿題は終わらなかった。
6年生になるともう全てを諦めて
宿題終わらせます!!!
って書いてた。
もちろん先生に「それはもう大前提だろ、書き直し」って突っぱねられた。アイツマジで許さねえ。
宿題を2週間で終わらせるとか言っておいて毎年やってこない生徒が今回は自分の学力だとか現実とかを考えてさ、「ちゃんと終わらせる」って目標にしてるんだからさ。
例え当たり前だったとしても先生としてそこは支えてほしいんだよな。
当たり前のことが当たり前に出来るってすごいことだと思うよ???
そもそも俺、褒められて伸びるタイプだし。
だから褒めてこ!?!???
宿題は終わらなかった。
前置きが長くなった。
ドリルだとか、プリントだとかそういうのは夏休み終わってからやっても最悪間に合うワケ。
※それは間に合ったとは言えない
だけど、一行日記だけはマジでやっておいた方がいい。
その日の出来事とか、天気とか書くやつね。
もし俺に子どもが出来たら一行日記だけは絶対に毎日やれって言う。
毎日やってれば
「その日何食べたか」「誰と遊んだか」「何をやったか」
とか簡単に1行書けちゃうじゃん。
それに最悪捏造出来るし。
困るのは天気。
毎日ちゃんとやってれば天気を書くのなんて朝起きたときにちょろっと書けばいいんだからチョロい。
まとめてやろうとすると、急激に難度が跳ね上がる。
適当に書こうもんなら「あっ、コイツ最終日にまとめてやったな」っていうのがバレる。
なんでこんなに熱弁するかっていうと
俺自身が一行日記を最終日までやらずに痛い目見たからなんだよな。
わざわざおばあちゃん家まで行って1ヶ月分の新聞の天気予報の欄を見て天気を埋める作業。
記憶を引っ張り出して〇〇くんと遊んだ、○○ちゃんと遊んだ、と記憶を引っ張り出していく作業。
脳トレか?今、俺は最先端の脳トレをやっているのか?
当時、クラスが一緒で同じそろばん塾に通ってる女の子がいた。
その子とそろばん終わりに近くの公園で1時間ちょい喋ってから帰った日があって、その事を
◯◯ちゃんと遊んだ、ってちょっと盛って書いたら
「塾終わりに1、2時間喋っただけでしょ。調子乗んないで」
って言われた。
俺は当時その子のことが好きだったので半泣きになった。
だから捏造するにしてもほどほどにしていこうな。(方向性謎のアドバイス)