ぽぽすこ行進曲

精神年齢は高校生くらいで止まってます

ペヤング獄激辛は4回殺しにかかってくる

ちょっと出遅れた感あるけど

\ドン/

f:id:graccage:20200222140047j:plain

食べました。

獄激辛の名に相応しいな、と個人的には思ったわけですよ。

なぜならこいつ4回殺しにかかってくるから。

匂い

やっぱり匂い気になるじゃないですか。

パッケージに鬼まで出して散々煽ってるし、見た目もこんなに赤いワケよ。

f:id:graccage:20200222140850j:plain

怖いもの見たさで嗅ぎたくなるじゃん。

というわけで、いざ。

スンッ






「ンンンンッナァッッッ!!!!」






しみるしみるしみるしみるしみるゥ!!!

匂い嗅いだだけでじんわり鼻水が出てきた。
先が思いやられる

平気平気、俺辛いの得意だから。

そんな根拠もクソもない理由だけで俺は地獄への一歩を踏み出した。

こういうのは勢いが大事なのよ!口にダメージが無い初手の段階でいかに減らせるかが重要だ!!!!多めに麺を掴み、啜る!!






「ンッハァ!!!!!!」






咽た。

「…………ァァ……」

その後辛すぎて、『元々善良だった化物が悪い奴に操られて暴れてたけど、大切な人の悲しむ顔を見て自力で正気を取り戻そうとしてる時』みたいな呻き声が出た。

直後、食道が痛み出し、唇も熱を帯び始めた。

口内は辛いを超えて痛いになってた。

水を飲むけど、辛さが治まったのは一瞬。水を飲み込むとまたすぐに辛さが蘇る。






あっ、これはアカンやつ。






脳内がそう判断したのか箸を持つ手がプルプルと震え出す。おかげで麺が上手く掴めない。

これじゃダメだとフォークに持ち替えました。

パスタのように巻いて、パクリ。

今度は涙が出てきた。

涙と鼻水でズブズブに濡れる顔。

次いで頭に流れてくる家族の顔。


お父さん…

f:id:graccage:20200306205712j:plain


お母さん…

f:id:graccage:20200306205723j:plain


弟…

f:id:graccage:20200306205733j:plain


あっ、これが走馬灯かあ。



f:id:graccage:20200222142148j:plain



こうして無事獄激辛との戦いは終息を迎えた。

かに思えた。

うんち

数時間後、急激にお腹が痛み出した。

トイレに行き、パンツをずり下ろすが、怖い。

うんちを出すのが怖い、こんな事があるだろうか。

生きている限り、幾度となくやる行為、うんち。

それを恐れる、などという馬鹿げたことがあるのだろうか。





あるのだ。





これからひねり出そうとしているうんちは、普段のうんちとは違う。

熱を帯びている。どこを通ってきたのか、今どこにいるのか分かる。

うんちに対する恐怖、恐れ、畏怖
全部同じ意味

だが、我慢の限界!!!!






ブリッ






「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!!」





慟哭。

そこへ丁度、彼女が風呂から上がってきた。

俺は思わずトイレ越しに嘆いた。

俺「助けて……痛いよお……」

彼女「何でそうなるの分かってて辛いの食べるかな」

ごもっともな意見が返ってきた。

うんち後


無事にうんちを終え、布団に入り込むが尻穴が痛い。

普段なら、お尻の穴周辺が痛くなるだけなんだけど

今回はその更に先。穴の中まで痛い。

何、ヒロアカ?俺の尻穴でヒロアカやってる?

(尻穴の)更に向こうへ!Plus Ultra!

じゃねえんだよな。

頼むから尻穴周辺で止まっててくれ。


結局その日は夜中3時頃まで尻穴のヒリヒリに見舞われることとなった。


というわけでこれから獄激辛を食べようとしてる方々の参考に少しでもなれたら幸いです。