ぽぽすこ行進曲

精神年齢は高校生くらいで止まってます

衣替えをした。買って8年目になるクソダサ英字Tシャツを捨てた。

彼女は最近、中々寝つけないと言う。

事情を聞くと「最近家事できなくてごめんねという気持ち」とのこと。

洗濯も炊事も任せっきりになってる現状を気にかけてるようだった。

何を言ってるんだこの子は。

何も気にする必要ない。だって仕事してるんだもん。家事は俺やるよ、だって仕事してないんだし。

そんな感じのことを言った。

「ありがとう」と彼女は一言。安心したのか、彼女はスヤァと眠りについた。





そうじゃん。俺、無職じゃん。(再認識)





普段は8時半くらいに起きるんだけど、珍しく寝坊して11時に起きた。

うわあ、やらかした、真っ先にそう思った。二度寝とか昼寝は「何かもったいないな」と感じてしまってあんまりしないタイプだ。

とりあえず洗濯をしよう。

そう思って洗濯カゴと向き合ったが、あんまり洗濯するものがない。

毎日欠かさず洗濯してればこういう日もあるか。

炊事や洗濯の家事自体は嫌いじゃない。むしろ好きまである。

ただ時間がかかるっていうのが個人的にはネックだよな、と思う。

だから『家事やってる間は時間が進まない』とかだったら今以上に喜んで家事やるんだよな。


すぐお昼になっちゃうから今から朝ご飯食べたらお昼食べれなくなっちゃうよな……でもお腹空いたな……

ということで、グラノーラを食べた。

グラノーラは箱買いしてストックしてある。

ちょっと前までは欠かさず食べてたけど、最近飽きてきてしまって減りが遅くなった。



おい、どうすんだぽぽすこ、あと5袋あるぞ。



一緒に起きた彼女は化粧を始めた。

化粧するときはよく音楽を流している。最近はチューリングラブヒロイン育成計画という曲にハマってるようだ。

どちらの曲もボーカルの声の中毒性が高い。好き。

おかげで俺も口ずさめるようになった。(誰得)


お昼を食べて14時過ぎ。飲み物が無くなりそうなので買い物に行くことにした。

外は日差しがガンガン降り注いでいて暑かった。春なんてあったもんじゃないな。

おかげで家を出るまで笑顔だった彼女のテンションは一気に氷点下まで下がっていた。外出た瞬間もう真顔。怖えよ。

「ただまあ時々吹いてくる風がまだ涼しいので夏よりはマシ」

と彼女は自己暗示をかけてた。

今年こそは夏までに痩せるぞ、と息巻いてもいた。

全然細いじゃんって思うんだけど、部分的に気になるところがあるみたいだ。

俺も今年こそは彼女の水着姿が見たいんだよな。(煩悩丸出しスケベ太郎)


家に戻ってからは衣替えをした。

着なくなった服は部屋着にする、というライフハックを覚えてからは中々服を捨てられずにいる。

そのせいで冬服を入れてる段ボールがもうパンパンだ。

さすがに少し捨てなければ。

意を決して、俺は高校1年の頃に買ったクソダサ英字半袖Tシャツを捨てた。

これを着て外に出てた時期があったと考えると本当に悶えたくなるな……

どういうセンスをしてたらこんなシャツ買えるんだよ。


晩ご飯は彼女の要望があったのでポトフにした。

作ってる最中、熱湯が太ももに飛んできた。

危なっ!!ズボン履いてなかったら大火傷だぞ!?!?

何言ってんだ。ズボン履くのは常識だろ、と思った画面の前の皆。



もっと暑くなると、俺はパンイチで過ごし始めるんだからな。
世界一どうでもいいカミングアウト


太ももに油はねて「アッ!!!!!!」って負傷するのは日常茶飯事だから。

エプロンを買うことも一瞬だけ頭をよぎったけど、パンイチでエプロンしたらそれはもう実質裸エプロンなんだよな。


これからの季節、より一層気をつけてご飯を作っていこうと誓った。

ポトフはメチャクチャ美味しかった。