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フレンチトーストにしたら1番美味い菓子パンはどれだ!?菓子パンフレンチトースト選手権!

フレンチトーストってあるじゃないですか。

 

アレ、美味しいじゃないですか。

 

菓子パンってあるじゃないですか。

 

アレ、美味しいじゃないですか。

 

豚カツとカレーが組み合わさってカツカレーっていう最強の食べ物が出来たように、菓子パンとフレンチトーストも組み合わせてみたら最強なんじゃないか、って思ったんだよね。

 

というワケで、本日フレンチトーストにしたのはこちらの4種類の菓子パン。

 

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  • あんぱん
  • ジャムパン
  • メロンパン
  • クリームパン

 

上から順に作っていきました。

 

それじゃあ1つずつ紹介していきやしょう!!

 

 

 

 

あんぱんフレンチトースト

 

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意外性の塊。

 

これ、大丈夫?って疑心暗鬼で食べてみたら大丈夫だったどころかむしろ意外と美味しかったパターンのやつ。

 

あんぱんの弱点である”食べてると口の中の水分持っていかれがち”なところが卵液に漬けてひたひたになって水分を含んだことで完全に克服されてる。

 

なので普通のあんぱんと違って牛乳がなくてもこれ単体でパクパクいける。

 

まあ、フレンチトーストを作るときに牛乳を使うから、これを作る時点で牛乳が家に無いことはほぼ有り得無くて

 

 

 

「あんぱんフレンチトースト作るときにちょうど牛乳無くなった!」

 

 

 

っていう限定的なときしかこの強みを発揮できないのがネックなところ。

 

そして残念なのはあんぱんのあんこの部分の偏り具合。

 

端っこの方はあんこが無く、完全にただのフレンチトーストとなってる。

 

ただ、普通のフレンチトーストとあんぱんフレンチトーストの2つの味を楽しめると思えばこれは全然問題にならない。むしろ一石二鳥まである。

 

あんぱん自体の評価になってきてるのでそろそろ黙りまーす。

 

総評

美味しさ:★★★☆☆

強みを発揮できるタイミング:★☆☆☆☆

あんこの少なさ:★★★★☆

 

 

ジャムパンフレンチトースト

 

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予想を裏切らない不味さ。見える地雷。

 

まあ、なんか、そうだよねって感じ。

 

ジャムと卵、という誰も組み合わせたことがないっていうか、組み合わせるべきじゃないって言うか……。

 

イチゴと卵が口の中で殴り合いの喧嘩をする。


口に入れた瞬間「あっ、別々に食べた方が100%いい」と瞬時に理解できる。


天才が閃く感覚を手軽に知りたいときにオススメの一品。


多分これ誰もやらなかったのって「思いつかなかった」とかじゃなくて「頭の片隅で思いついてはいたけど美味しくなる未来が見えなかったから」だと思うんだよな。


サクサクの表面を切ると現れるグチョグチョのパン、グチョグチョのジャム。

 

フォークで刺した時もグチョッ。口の中で噛むときもグチョッ

 

 

 

正にジャムと卵が奏でる不協和音。

 

 

 

最後まで軸がブレておらず一貫している、と言えば聞こえはいいが、肝心の軸自体がそもそもブレたところにあるのでここはブレて欲しかった。

 

ジャムパンはパサパサのパンからトロトロのジャムが出てきて口の中でいい感じになるのが醍醐味なのであって

 

グチョグチョのパンからグチョグチョのジャムが出てきても「あ、グチョグチョだな」という感想しか抱けない。

 

唯一褒めるところをあげるとすれば、あんぱんと違って最後までジャムたっぷりなところかな。

 

しっかりと始まりから終わりまでジャムパンフレンチトーストを味わうことができる。

 

たださっきも言った通り、不協和音を奏でてるので「グチョグチョだな」という感想を終始抱きながら食べるハメになる。

 

そもそもの話、このジャムパンのジャムがあんまり美味しくないまであるかもしれない。

 

またパン自体の評価になってきたのでそろそろ黙りまーす。

 

総評

美味しさ:☆☆☆☆☆

グチョグチョ度:★★★★☆

軸のブレてなさ:★★★★★

 

 

メロンパンフレンチトースト

 

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鬼に金棒。

 

こういうのを待ってた。1+1が100になる。

 

 

 

フレンチトースト界のカツカレー。

 

 

 

卵液に浸けたことで『外カリカリ中フワフワ』というメロンパンのアイデンティティが崩壊してるので、確かにメロンパンとして見ると論外かもしれないけど、フレンチトーストとして見たとき途端に化ける。

 

外側は重さのあるしっとり、中は若干フワフワ感の残った軽めのしっとりで違った食感を楽しめて飽きが来ない。

 

また今回は焼くときサラダ油を使ってるんだけど、元々メロンパンにバターが練りこまれてたおかげか、他のパンには無かったバターの風味を感じられるところもメロンパン本来のポテンシャルの高さを窺い知れる。

 

『サラダ油を使うのにバターの風味が感じられる』とコストパフォーマンスの面で見ても良好で隙が全く無い。

 

見た目も最高、味も最高、コスパも最高の3Kと悪い点がどこも見当たらない。

 

 

 

正にフレンチトースト界の吉沢亮。

 

 

 

悪い点を無理やり挙げるとすれば卵液に浸してる時にカリカリ部分が脆く、ボロボロと崩れやすいこと。

 

あとはメロンパン自体がすごく甘いので卵液に入れる砂糖の量の調整をミスるとゲロ甘になるところくらい。

 

いずれにしても作り方に対する悪い点、というか注意すべき点なので何度か作っていくうちに慣れいくでしょう。

 

 

味に関してはもう100点満点中500点くらいあげたい。

 

 

総評

美味しさ:★★★★★

脆さ:★★★★☆

鬼に金棒度:★★★★★

 

 

クリームパンフレンチトースト

 

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菓子パンフレンチトースト入門におススメ。ただ、運に愛されなかったパン。

 

このクリームパンフレンチトーストも言い方は悪いがグチョグチョしている。

 

でも、ジャムパンフレンチトーストのような嫌悪感はない。

 

ジャムパンフレンチトーストを『負のグチョグチョ』としたならば、クリームパンフレンチトーストは『正のグチョグチョ』だろう。

 

ジャムと卵が喧嘩していて不協和音を奏でていたジャムパンフレンチトーストと違って、このクリームパンフレンチトーストは味が喧嘩を一切していない。


というのも元を辿れば、クリームパンに入ってるカスタードもフレンチトーストに使う卵液も使ってる材料は卵、牛乳、砂糖と一緒だから当然っちゃ当然か。

 

味が喧嘩することもなく、予想を裏切ることもなく、想像通りの味を感じさせてくれて、安心感を与えてくれる。

 

菓子パンフレンチトーストの王道と言えるだろう。

 

そして悪い点も、中に入ってるクリームが少し重いので引っ繰り返すのが少し大変なことくらいで味に関しては文句なし。

 

そんな全方面に於いて平均点以上を叩き出すクリームパンフレンチトースト。

 

 

 

無かったのは運の無さ。

 

 

 

そう、作った順番が悪かった。

 

メロンパンフレンチトーストの直後で爆上がりしたハードルを越えることはできなかった。

 

王道ゆえに、それを超えるだけのもう一歩、パンチ力、意外性が足りなかった。

 

もし1番初めに作れていたなら、メロンパンフレンチトーストの直後じゃなかったなら、評価はまた変わってたかもしれない。

 

総評

美味しさ:★★★★☆

卵度:★★★★★

運の良さ:★★☆☆☆

 

 

 

 

まとめ

 

 

結局中に何も入ってないパンがフレンチトーストに一番適してるんだなぁ……。