ぽぽすこ行進曲

精神年齢は高校生くらいで止まってます

4時まではどうにか寝ようとするけど、5時を過ぎるといっそ起きてた方がいいなって思考になる

深夜2時半。

今日は俺が寝れない日かもしれない。

こういうことがたまにある。2ヶ月に1回くらいのペースで。

特に大した理由はなくて、多分体力が有り余ってるんだろう。

いや、まあ待て、ぽぽすこ。布団に入ってからまだ30分しか経ってない。

寝れないと決めつけるのは早すぎるんじゃないか。

ほら、目をつぶって、力を抜いて。眠気はもうすぐそこに……



……


………


──早朝5時。


いや、来ないが????



3時超えて。4時も超えて。5時になりましたが???

寝れないが????

もうこれいっそ起き上がってゲームしようかな。

寝れない寝れないってゴロゴロするより、そっちの方が有意義な気がしてきたぞ。

人間って4時まではどうにか寝ようとするけど、5時を過ぎるといっそ起きてたほうがいいなって思考になるよな。
主語がクソデカい

起きてゲームしよう、ベッドから出ようとしたその時、俺がのそのそ動いたからか彼女が目を覚ました。

「……寝れないの?」

そう問いかけてくる彼女はもちろん寝ぼけ半分だ。

「なんか寝れないわ」

少し投げやり気味に言うと、彼女が頭を撫でてきた。その気遣いが嬉しかった。

「ありがとう」

これで寝れたら苦労しないよなと思いつつ、もう少しゴロゴロしてみるかと一応目をつぶった。



即寝だった。



寝る時間は遅かったけど、いつも起きてる8時過ぎに目が覚めた。

衣替えをしたおかげで、片付ける前に洗っておきたい冬服と着る前に洗っておきたい夏服とで洗濯物が溜まってる。

こんなに洗濯かごに洗う物が溜まるのは久しぶりだったから、少しだけテンションが上がった。

まあ主に頑張るのは俺じゃなくて洗濯機なんだけど。


14時頃お昼ご飯を食べて少し経った16時過ぎ。彼女は「またお腹減ってきたかも」と困惑気味に言った。

「カップ麺食べようかな……いやそれは流石に……でもお腹減っ……そもそも何でお昼食べてそんなに時間経ってないのにお腹空いてんの…?」

と疑心暗鬼に陥っていた。

「あ、フルグラ食べよ」

どうやらフルグラという選択肢を見つけたみたいだ。

あと5袋あるんだから。どんどん食べるといい。


俺はフルグラを食べる彼女を横目にキングダムハーツというゲームをやっていた。

何ヶ月か前に1,2,3とセットでセールになってたので「これを機にやるか」と買うだけ買って結局放置していた。

今になってようやく重い腰を上げてプレイしている。

しかしまあこのゲーム、主人公に敵対してる組織の椅子が高すぎて話が全く入ってこない。

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後ろにハシゴでも付いてるんか。


晩ご飯を食べた後、彼女が「アイス買いに行きたい」と言ってきた。

俺はと言うと鶏ハムの調理に挑戦していたので

「これ終わってからでもいい?」

と聞くと「いいよ!」と返ってきた。

実は鶏ハム、前に1回作ったんだけど、作ってる最中にあつ森に熱中してしまった結果『普通によく火の通ったささみ』が出来上がってしまったのだ。

だから今回こそは、と地味に意気込んでいる。

今回は鶏胸肉を買ってきた。切って開いて、塩コショウをまぶして、丸める。

ラップに包んでお湯にドボン。フタをして30分放置。



簡単だ。簡単過ぎる。猿でも出来るぞ。



こんなの誰がミスると言うんだ。

あつ森さえなければ、前回失敗することもなかったハズだ。

きっちり30分測り、鍋から取り出す。

結果は『中央が生焼けの丸めた鶏胸肉』が出来上がった。

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火が通り過ぎるのを恐れた結果、今度は生焼けが出来上がってしまった。



2度と鶏ハム作らねえ。(大げさ)



そして夜22時。アイスを買いに外に出た。本日初めての外出だ。

思ってたよりも風が強くて寒い。

薄い五分丈のジャケットを羽織って来た俺は「上着ミスったな」とぼやいた。

対して「私はちょうどいいや」とドヤ顔で言う彼女は手首まできっちり隠れるMA-1を羽織っていた。

「あっ、虫がいる」と彼女。
「えっ、うそ!?やだやだねえどこ!?」と俺。

普通逆なんだよな。

俺は冷静を装うべく、気を取り直して「もう虫が出るんだね、やだね」という会話をした。
時既に遅し

近くのセブンイレブンに来た。どうやらアイスのセールをやっていたらしく、おかげで店頭に並んでるのが少なかった。

残りの中から選ぶならこれだな、といちごのアイスを俺は選んだ。彼女も同じアイスを選んでいた。

「帰ったらすぐお風呂入って、お風呂上がりに食べようね」

外から帰ってくると座って一息つきがちな俺たち。そんな小さな約束をした。

家に着くとすぐさま服を脱いで風呂へと向かう。

アイスが待ってたからか、いつもよりキビキビと動けた気がした。


アイスの力は偉大だ。