「26歳くらいになって、まだ付き合ってたら結婚しよっか」
付き合って半年経った辺りで結婚について少し話したときに言われた言葉だ。
彼女は今まで2年以上付き合った人はいないと言っていた。
だからその言葉には「3年も別れずに付き合えてたら」という意味も含まれていたと思う。
「そうだね。それくらいが丁度いいね」
俺は『結婚は早くても26くらい』となんとなく思っていた結婚に対する謎のラインみたいなのが自分と同じだったことが嬉しかった。
まだ付き合ってたら、の部分は聞こえないフリをした。
元カノとは4年半近く付き合ってたから、3年くらい何ぼのもんじゃいと思ってたし、俺は「相性いいのでは?」と思ってたし、別れる気配も無かったし。
このまま順調に付き合っていける、と俺の第六感シックスセンスもそう告げていたから。
急にバカになる
そう。こういう話をしていたからこれ以降、俺は結婚について全然何にもこれっぽっちも考えてなかった。
まだ先のことだし、もう少し近づいてからプロポーズのこととか考えよう、ていうかこういうのってノリとタイミングなのでは?って思いながら日々を過ごしていた。
彼女「私はあなたと結婚したいんだなあって思った」
俺「え、んっ、あぁ、えっ??」
だから彼女からの突然のプロポーズに、俺は喘ぐことしかできなかった。
忘れもしない、10月14日。付き合って2年の記念日に。
いつものように晩ご飯を食べながら彼女の話を聞いていたら。
俺は彼女からプロポーズされた。
彼女「自分で思ってるよりも結婚したいみたい」
結婚は26歳くらい、って思っている理由は特に無かった。ただ自分の何となくの感覚で「これくらいかな」って思ってるだけだった。
それに完全に同棲している今の状態、ほぼ結婚しているようなもんだ。
今後別れるつもりもないし。
1年後には結婚するつもりではあるんだし、結婚を断る理由あるだろうか?いや、ない。
反語
ていうかこういうのってノリとタイミングって自分で言ってたよな。
このビッグウェーブ、ノるしかないのでは!?!?!?!?
彼女「あなたじゃなかったら結婚したいなんて考えなかったと思う」
ちょっと!もうやめてッッッ!!!!!俺の言うことがなくなるッッッ!!!!
俺「結婚するかあ」
彼女「えっ、軽」
こうして結婚することになった。
特に理由はありませんが欲しいものリスト置いておきます。特に理由はありません。本当に。ただ祝ってくれたらメチャクチャ嬉しいです。
あまり関係のない情報ですが、明日は俺の誕生日です。祝ってくれたらメチャクチャ嬉しいです。