ぽぽすこ行進曲

精神年齢は高校生くらいで止まってます

シャワーの温度を1度下げて夏を感じた

うちは皿が少ない。

 

僕は友達が少ない、みたいなノリで言ってますけど、マジで少ない。

 

理由は分かりきってる。

 

 

 

俺が割ってんだよな。

 

 

 

洗ってる最中に落としたりだとか、乾かしてる最中に落としちゃっただとか。

 

今年入って4枚くらい割れてるけど、うち3枚俺が割ってるからね。

驚異の月1ペース

 

2人で暮らすには十分な量の皿が以前はあったはずなのに、気づけば今はちょっと足りないくらいだ。

 

そういうわけで、なんとか少ない枚数でやりくりしてるんだけど

 

使いたいサイズの皿が洗わないと無い状態に内心キレながら皿を洗うことが多くなった。

 

ので「皿を買いたい」と彼女に申告した。

 

「ええ、いらないよお」と秒で返された。

 

絶対に皿を買いたい俺VS絶対に皿を買わせない彼女

 

 

 

戦いのゴングが今、鳴り響いた。

 

 

 

そもそもの洗い物をするタイミングの話になるが

 

彼女はこまめに洗いたい派、俺はまとめて洗いたい派だ。

 

だが皿が少ないので、俺もこまめに洗っているのが現状だ。

 

そして我が家、洗い終わったものを置くスペースがあまり広くない。

 

ぽぽすこ君は新しくお皿買っちゃったら、またまとめて洗うようになって落として割る確率上がるんじゃない、というのが彼女の言い分だった。

 

 

 

百里ある。全く以ってその通り。反論の余地がない。

 

 

 

俺「そ、それはそうなんですがぁ……」

 

彼女「まあでも今台所にメインで立ってるのはぽぽすこだから。任せるよ」

 

 

本日の勝敗 彼女の寛大な心の勝利。

 

 

風呂にて。

 

「のぼせちゃうから早く上がるぞ」と彼女が息巻いていた。

 

俺は「少しでも手助けになれば」とシャワーの温度を40度から39度に下げた。

 

数字だけ見ると1度違うだけなのに39度はかなり温そうに見えるから数字っていうのは不思議だ。実際、かなり快適になった。

 

1度下げただけでこんなにも変わるもんかとテンション上げ気味で「結構温くなったぞ!」と言ったものの、彼女は暑さに弱いのでローテンションで「いや全然分からん……」と言いながら頭を流していた。

 

だが少し経つと「言われてみれば暑っ、てならん……」と照れ気味に言った。可愛い。

 

風呂場から出ると「「涼しい~……」」とハモった。いつの間にか寒いじゃなくて涼しいって言うようになってた。

 

風呂上がりに飲み物を飲むときは基本氷を入れないのに、氷を入れるようになったり

 

すぐにパジャマを着ず、パンイチでうろつくようになったり。

 

自分がする日常の行動の小さな変化に、ところどころ夏を感じるようになった。