ぽぽすこ行進曲

精神年齢は高校生くらいで止まってます

おっさんだと思ってオフ会したらメンヘラJKだった その1

※彼女のとき同様、今回もスケベな展開はないです。
※ピュアボーイなんで。(強調)



2年くらい前の話になる。

下ネタをメチャクチャ呟くフォロワーがいた。

結構前からフォローはしてるけど特に絡んだことはない、って人だった。

その時、ちょうど就活してた時期で結構お祈りメールとか連続で来て凹んでたんだけど、その人の下ネタツイートを見ると何か自分が凹んでるのがバカらしくなって結構前向きな気持ちになれた。

文字に起こしてみて気付いたけど、顔も知らない人の下ネタで元気貰う、って当時の俺ただのヤバいやつじゃん。

俺はありがとうの意味も込めてよく『いいね』を送っていた。

そしてある日を境に、お返しなのか認知されたからなのか、相手もよく俺のツイートに『いいね』を送ってくれるようになった。

きっかけはこんな感じだったと思う。

下ネタ半端なかったし、一人称が「ワイ」だったし、伊藤ライフが~とかよく言ってたもんだから、この時の俺は完全におっさんだと思い込んでいた。(伊藤ライフへの熱い風評被害)

初リプライ

季節は巡って8月頭。

「頭いてー!くらくらするー!きもちわりー!」

とおっさんは熱中症の症状と思われるようなツイートをしていた。

10分前にツイートされてたけど誰もリプしてないし、このままだと下手したら死ぬんじゃねーのって思って

「涼しいとこ行って水飲むか首冷やしたほうがいいよ」

とリプを送ると数分後には

「マシになってきた…!ありがとう…!」

と返事が送られてきた。

そこからちょこちょこリプを送り合うようになって、お互い夏コミに行くとのことだったので、そこで軽く会ってみようということになった。

見た目エグイおっさんだったらどうしよう(失礼)と、当時の俺は会う約束をしてから思ったのだった。

おっさん、おっさんじゃなかった

夏コミの1週間くらい前だ。おっさんが

「好きな人の家に泊まることになった…」

とツイートしていた。

ん……?と思った。

急に乙女な一面見せるようになったじゃん。(失礼)

おいおいおいおいいつもの下ネタはどうした。もしかしてアレかな。好きな人を目の前にしたら猫被っちゃうってやつかな。

そんなおっさん何かイヤだ。

そのツイートが流れてきたのが21時で、そしてそこからツイートが途絶えた。

確実におっ始まったな。

そして夜の1時。

おっさん「私のことどう思ってんだろ」

間違いない、何かがあったに違いない。とりあえず事後なのは分かった。

あと多分おっさんじゃなくて女の子だ。事後にこんなツイートするおっさんいるわけがねえ。

おっさん女の子「17だからってナメられてんのかな」

アーメンハレルヤ。しかもJKらしい。

夏コミ当日

見つけやすい服装が良いかなって思って、従弟と渋谷に行ったとき、おにーさんの口車に乗せられて買わされたド青のジャケットを着て行った。

各々の欲しい本を買い終え、合流することを伝えると

「ここらへんにいますー!」

と送られてきた。

熱中症の時もそうだけど、よくよく考えてみれば仮におっさんだったとしたら「ー」と「!」を併用するなんて落ち着きがなさすぎだな、なんて今更ながらに思ったりした。

「ぽぽすこさん!」

集合場所に行くとマジでいた。おっさんが俺をハメてるんじゃないかって一瞬よぎったけど、マジでいた。

何より目を引いたのが汗も大してかいてないのに左手首には不自然なリストバンド。

ものの見事に病んどるやないかーいwwwwwwww

どうすんだよ病んでるじゃん。気になってる年上の男にヤリ捨てされて病んでるじゃん…。(言い方)

しかし俺は特に気づく素振りもせず適当に話してLINEを交換し、その日は解散となった。

出張、ぽぽすこ恋愛相談室

まずもうね、何より情報量についていけなかった。

つい最近までおっさんだと思ってたのが

女の子で?(1combo)

メンヘラで?(2combo)

しかもJK?(3combo)

俺はもうその情報量のスピードについていけないよ。


ちょくちょくTwitterにポエムと病みツイートの頻度が増えてきたかと思ったらこんなLINEが飛んできた。

JK「相談に乗ってくれませんか」

こうしてぽぽすこの恋愛相談室~in 原宿~が開催されることとなる。

結構相談されることあるんだけどさ。

俺のことを幾多もの修羅場を超えてなお生きている、みたいに思ってるのか何なのか知らないけど

俺、恋愛経験ゴミカスだからね。


どうなる、出張相談所。(続く)